決済サービス選び

海外発行カードに対応した決済代行の選び方

執筆 Chen·更新 2026年10月21日

越境ECやインバウンド向けのサービスでは、海外発行カードを使えるかどうかが売上に直結します。ところが、日本の決済代行会社の中には海外発行カードに対応していない、または制限している会社もあります。

確認すべきポイント

1. 海外発行カードに対応しているか

最初に確認すべき点です。対応していても、カードブランドによって可否が分かれることがあります。

2. 決済通貨

日本円のみか、外貨建てでも決済できるか。外貨の場合、為替手数料がどうなるか、入金時に円に換算されるのかを確認しましょう。

3. 海外カードの手数料

国内カードとは別の料率が設定されていることがあります。

4. 不正対策

海外発行カードは不正利用の割合が高くなりがちです。3Dセキュア、不正検知の仕組み、高額取引の確認フローがあるかを確認しましょう。

「海外カード対応」と「海外法人OK」は別

ここはよく混同されます。

  • 海外発行カード対応:海外のお客様が、海外で発行されたカードで支払えること
  • 海外法人の加盟店登録:日本以外で登記された会社が加盟店として契約できること

日本の決済代行会社の多くは、日本法人または日本の個人事業主を対象にしています。海外法人で日本の決済を使いたい場合は、日本法人の設立が必要になることもあります。

越境ECで審査を通すために

  • サイトを購入者の言語でも用意し、価格・配送・返品条件をはっきり書く
  • 配送が伴う場合は、追跡番号つきの配送を使う
  • 国・地域ごとの販売規制(輸出入規制など)を確認しておく
  • 問い合わせ対応の言語と時間帯を明記する

海外のお客様が多い事業は、それだけでリスクが高めに見られることがあります。対応している決済代行会社に、事業内容と購入者の国・地域を最初に伝えて相談するのが近道です。